北海道赤平市(あかびらし)とは
北海道の中心に位置し、豊かな自然と炭鉱産業で賑わう街・赤平市(あかびらし)。
札幌から富良野エリアへ行ったことがある人のなかには、赤平市を通り過ぎたことがある人も多いのではないでしょうか。
人口総数9,801人(2020年4月30日現在)と、北海道全体では比較的人口が少なく、ひっそりとした地域でありながら、北海道発のローカル番組をはじめ、数々のメディアで取り上げられたことから、昨今話題となっている地域の1つです。
赤平市といえば、街のど真ん中に佇む「赤平駅」が有名であり、平成11年頃の改築により、まるで城のような立派な建築物になったことから、写真映えするとして今や赤平市の象徴ともいえる建築物の1つとなっています。
「炭鉱の街」と呼ばれているように、石炭などの採掘時に出る石を積み上げた「ズリ山」と呼ばれる階段が存在しており、その段数は777段と、日本一の高さを誇っています。
ズリ山の頂上には展望用広場が設けられており、赤平市内の様子はもちろん、十勝岳や芦別岳などといった、北海道が誇る迫力満点の自然を一望できる点も魅力的です。
そのため、都会では体験できない自然ならではの魅力を満喫できることから、日帰り温泉やキャンプなどを楽しむ観光客・旅行客も多い地域でもあります。
特に、7月頃に開催される「あかびら火まつり」は、北海道を代表する大規模な祭りの1つであり、国内外から参加しに訪れる観光客で毎年殺到しているようです。
なかでも、京都の大文字焼きをヒントに始めたとされるメインイベント「火文字焼き」は注目すべきポイントです。暗闇のなかでズリ山に浮かび上がる「火」の文字は、産炭地としての誇りと賑わいを感じさせます。
北海道といえば、札幌や十勝というイメージを持つ人も多いですが、赤平市も、他の地域に負けないほどの魅力と個性を持っている地域なのです。
赤平市とミスター(鈴井貴之さん)の関係は?行けば会える?
赤平市が様々なメディアで取り上げられるようになった理由の1つに、北海道を中心に活動するタレント・鈴井貴之さんの活動が挙げられます。
北海道テレビ系のバラエティ番組『水曜どうでしょう』において「ミスター」という愛称で親しまれている鈴井さんは、実は北海道赤平市出身なのです。
『北海道 ジョブリポ!赤平のシゴト』の記事によると、教師であった父親の転勤により、鈴井さんが赤平市で暮らしたのは2歳頃までという短い期間であったとのこと。
しかし、赤平市の苦しい財政状況を知った際に「何かできることはないか」と思い、赤平市の炭鉱跡地の活用についての協議会に参加するなど、赤平市にルーツを持つ人間として、様々な活動をしていました。
その後は、より赤平市の現状を詳しく知り、協力できるようにと赤平市での暮らしを始めたようです。
手つかずの森を地域の人々に助けられながら開拓し、現在では創作活動の拠点となる自宅兼アトリエを作り、映画や作品のアイデアを練ったり、地域の人々との交流をしたりなどをしているようです。
また北海道テレビ公式サイトによると、2017年1月9日より着工していた、赤平市の森の「レイクサイドリゾート 水曜どうでしょうハウス」が、2020年のゴールデンウィーク前に完成したとのこと。ハウス内の一般公開・赤平市限定のグッズ販売などが今後予定されているようです。
また、ハウスでは水曜どうでしょうに関する各種イベントなどの実施も予定されていることから、ミスターこと、鈴井貴之さんをはじめとした、水曜どうでしょうのメンバーにも赤平市内で会える可能性があるかもしれませんね!
下の関連記事では、鈴井貴之(ミスター)さん、元嫁の伊藤亜由美さんについて詳しくまとめていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
>鈴井貴之(ミスター)の現在とは|激やせ・離婚理由(嫁・娘)や赤平移住について
>伊藤亜由美(オフィスキュー社長)経歴・年齢・離婚した元夫の現在とは|セブンルール1/22
赤平市へのアクセス方法は?
自然や産業・イベントなど、多彩な魅力溢れる赤平市ですが、初めて地名を聞いたという方のなかには「アクセス方法がわかりにくい」というイメージを持つ方も少なくありません。
ここでは、赤平市へのアクセス方法についてご紹介していきます。北海道旅行・観光などでぜひ行ってみてくださいね!
札幌市⇒道央自動車道札幌インターチェンジ⇒自動車道滝川インターチェンジ⇒国道38号⇒赤平市(移動時間:約1時間20分)
札幌駅⇒函館本線で滝川駅まで⇒根室本線に乗り換えで赤平駅へ(移動時間:約1時間10分)
旭川空港⇒道央自動車道旭川北インターチェンジ⇒道央自動車道滝川インターチェンジ⇒国道38号⇒赤平市(移動時間:約1時間20分)
赤平市のおすすめグルメ『がんがん鍋』とは?
『がんがん鍋』とは、石炭ストーブで豚のホルモンや豆腐・野菜などを入れて、味噌ベースのスープで煮込んだホルモン鍋です。
炭鉱産業が栄えていた昭和20年頃、この鍋を食べながら日々の生活を送り、互いの信頼を深めていたそうです。
ストーブをガンガン焚いて、ガンガン煮込んで、ガンガン食べて、ガンガン語り、ガンガン働くという意味で『がんがん鍋』と呼ぶ様になったそう。
赤平市の下記お店で『がんがん鍋』を食べれます。
八千代寿司
地元高橋精肉店のホルモンを使用してます。
子どもも食べやすいカレー風味のがんがん鍋800円です。
海鮮居酒屋「暖らん」
ホルモン本来の旨みとあっさりとした味噌のスープが、具材の美味しさを引き出しています。
寿しの「松川」
ホルモンから出る旨みとタマネギの甘さが絶妙なバランスです。
焼肉の「たきもと」
色んな具材がたくさん入っていて、栄養もしっかり取れる健康鍋です。
赤平市の特産品
塊炭飴
赤平市で産出されていた高品位で、カロリーの高い石炭になぞらえたもので、見た目も石炭のごとく黒い輝きを放っています。
第18回全国菓子大博覧会で大臣賞も受賞。
原料は、北海道産のビート糖を使用し、水飴、食物炭末色素(竹炭)、ニッキ油を混ぜて作られています。ニッキの香り高い、歯切れの良い飴です。
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赤平オーキッドの胡蝶蘭
赤平オーキッドでは、東北以北では最大級規模の胡蝶蘭の生産を行っています。
胡蝶蘭の生産が行われる施設は、敷地面積:15,420m2、管理棟:301m2、栽培棟:5,728m2(12棟)と広大な敷地の中で色鮮やかな美しい胡蝶蘭の生産が行われています。