世界ランク ベスト3
1位 スウェーデン
アイスホッケーやカーリングなどといった、ウィンタースポーツが盛んに行われているスウェーデンが、81.013という圧倒的ポイントで世界ランク1位に君臨しています。
北京オリンピック2022のカーリング女子において、強豪国であるスイスを9対7で勝利し、5大会連続のメダル獲得を果たしています。
北京オリンピックでは、日本代表チームであるロコ・ソラーレと予選リーグ第1戦で対決。
前半は日本チームがリードしていたものの、後半戦から加点を許さず、逆転勝ちになるなど、強豪としての圧倒的強さを見せています。
そんなスウェーデンの代表チームの雰囲気は明るく、日本やスイスの選手と大変仲良し!
TOKYO FMのラジオ番組「TREND EYE」の記事によると、かつて女子カーリングのスイス戦で日本チームが負けた際、自分を責めて泣く吉田知那美選手の前にサッと現れてハグをする様子が、神対応ならぬ「女神対応」であるとして多くのカーリングファンから注目されました。
2位 スイス
元世界ランク1位であり、世界カーリング選手権において男子・女子ともに最多優勝国でもあるスイスが、2023年には66.456で世界ランク2位となっています。
スイスのカーリング女子チームと言えば、北京オリンピック2020で行われた日本代表チームとのドラマティックな戦いが印象的。
予選リーグにおいて1度は日本を圧倒するも、準決勝で再度日本代表チームと対決した際には6対8で敗北。日本代表チームがリベンジを達成しました。
3位 韓国
2018年の平昌(ピョンチャン)オリンピックにて銀メダルを獲得したことでも注目された韓国が、2023年では62.025というポイントで世界ランク3位にランクインしています。
韓国の代表チームは「チーム・キム」と呼ばれており、日本国内では特に「メガネ先輩」というニックネームで知られているメンバー、キム・ウンジョン選手の気迫あふれるプレーが有名です。
特に北京オリンピック2022では、2019年5月に第一子を出産し「競技復帰した選手」として挑んでいました。以前と変わらぬ見事なプレーは、「子どもを授かった後も同じようにできるんだ」と、韓国だけでなく、世界中の女性たちの心に響きました。
世界ランク 4~10位
4位 ロシア
昨今カーリング女子世界大会において、めきめきと力を付けてきたとされているロシアが、60.549というポイントで世界ランク4位となっています。
ロシアのカーリング女子チームにおいて、特に印象的なのは「新メガネ先輩」と呼ばれているガリーナ選手をはじめとしたメンバーたちの仲の良さ。
ガリーナ選手が所属する「Team Kova」のインスタグラムアカウントでは、チームメンバーたちが仲良くトレーニングをする姿が掲載されており、多くのカーリング女子ファンの心をキュンとさせています。
また、ほのぼのとした雰囲気とは打って変わり、試合では日頃のトレーニングの成果を十分に発揮しており、2017年・2021年に2度の世界選手権決勝戦に進出するほどの実力を見せています。
5位 カナダ
世界で活躍するレジェンドたちを輩出しているカーリング大国・カナダが、59.124というポイントで5位にランクイン。
特に北京オリンピック2022において、日本が準決勝進出を果たした際には、カナダのレジェンドであるジェニファー・ジョーンズ選手がハグで祝福してくれたシーンは印象的です。多くのカーリングファンたちを感動させました。
火花を散らすライバルとしてだけでなく、同じカーリングを極める友としても印象的なチームです。
6位 アメリカ
数々の強豪に抑えられながらも、高い実力を持つ選手たちによる華麗なプレーが注目されているアメリカが、52.848というポイントで6位にランクインしました。
実は1978年以来、世界大会での優勝経験がないアメリカですが、北京オリンピック2022では1次リーグ第8戦にて、終盤に4点を取るなど、日本との大接戦を繰り広げました。
7位 日本
女子カーリング選手チームの見事なプレーと、終始仲良く和気藹々とした雰囲気が、世界的にも注目されている日本が、47.099というポイントで世界ランク7位になっています。
北京オリンピック2022では、1次リーグで5勝4敗。しかし、カナダやアメリカなどの世界ランク上位国を破り、史上初の銀メダル獲得を果たしました。
8位 スコットランド
イギリス代表として世界大会へ出場しているスコットランドが、46.677というポイントで世界ランク8位となっています。
スコットランドのカーリング女子チームといえば、特に北京オリンピック2022における日本との最終決戦が印象的!
スコットランドは、前回大会の3位決定戦で日本に敗北しました。しかし、今大会では第1〜8エンドまで両チーム点数を取っては取られの接戦を繰り広げていたものの、第8エンドの見事なブロックと第9エンドでの2点獲得。見事リベンジを果たし、金メダルを獲得しました。
9位 中国
数々の強豪を破った経歴を持ち、昨今めきめきと頭角を現している中国が、39.504というポイントで世界ランク9位にランクインしています。
北京オリンピック2022では、韓国との試合で延長戦の末6対5で勝利し、世界ランク1位のスウェーデンにも勝利しています。
10位 デンマーク
北京オリンピックにおいて、イメージ通りのプレーを着々と進めていく様子が注目されたデンマークが、31.646というポイントで世界ランク10位となっています。
特にスキップ担当のMヂュポン選手の冴えたプレイングは、日本代表選手たちからも高く評価されており、ロコ・ソラーレのサード吉田知那美選手によると「どれだけ形を作ってもファインセーブされる」とのこと。
世界ランク 11~20位
11位 ドイツ
12位 チェコ
13位 イタリア
14位 ラトビア
15位 フィンランド
16位 エストニア
17位 ノルウェー
18位 トルコ
19位 香港
20位 ハンガリー
(※2022年3月11日時点。「WORLD CURLING FEDERATION」より)