囲碁と将棋どちらが難しい?賞金・儲かる・子供にやらせるならどっち?

囲碁と将棋どっちスポーツ

大人気の将棋囲碁。藤井聡太棋士や女流棋士のテレビ出演などで注目を集める将棋。一方、漫画「ヒカルの碁」や、10代で囲碁名人となった芝野虎丸棋士、国民栄誉賞を受賞し億の賞金を稼ぐ井山裕太棋士が人気の囲碁。

将棋・囲碁ブームで盛り上がる中、ルールを知らない人にとっては、どちらが複雑で、競技人口はどちらが多いのか、プロの賞金はどっちが儲かるのか?など疑問がわいてきます。

世界で戦われるチェスや麻雀と比べると難しさは?囲碁と将棋それぞれ向いてる性格や、子供がはじめるならどちらが良いのか?それぞれ見ていきましょう。

囲碁と将棋の違いとは?

 

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「将棋」と「囲碁」どちらも日本で古くから親しまれているボードゲームですが、ルールやゲーム性の違いについて説明できないという人も少なくありません。ここでは、囲碁と将棋それぞれのルール・違いについてご紹介します。

一見似て見えるボードゲームですが、囲碁は「できるだけ相手より広い地になるように囲む」将棋は「相手の王将を取る」というように、ゲームの目的自体に大きな違いがあるのです。

《囲碁のルール》

  1. 碁盤上にある、線と線が交差する点に碁石を置きます。
  2. 先手が黒石、後手が白石を持ち、一手ずつ交互に打っていきます。
  3. 相手の石を自分の石で囲むと、相手の碁石を取ることができます。
  4. 終局を確認し、最後に「地(=自分の碁石の場所を除く内側のスペース)」を多く囲った方が勝利となります。

 

《将棋のルール》

  1. 駒ごとのルールに従って、一手ずつ交互に駒1つだけ動かして(=指して)いきます。
  2. 一つのマスには1個の駒しか置くことができません
  3. 相手の駒の置かれた場所に駒を動かすと、相手の駒を取ることができ、盤上から除外して駒台に乗せます(※日本将棋独自のルール)
  4. 相手から取った駒は、自分の手番の際に盤上に自由に打つことができます。
  5. 「王将」と書かれた相手の駒を取る、もしくは相手が投了(=降参)することで勝利となります。

囲碁と将棋それぞれのルールは以上のようになります。

戦い方やルールに違いはありますが、どちらも直感・戦略を活かしたスリリングなゲームであることに変わりはありません。

囲碁と将棋の人口比較!どちらが人気?

 

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並べて紹介されることも多い囲碁・将棋ですが、日本棋院の独自データおよび『ビジネスジャーナル』の記事によると、15歳~79歳までを対象とした調査において、日本国内における囲碁の参加人口は推定350万人であるのに対して将棋は700万人と、将棋の方が多い状態にあるようです。

この理由については、囲碁に比べて将棋の方がルールの分かりやすく、テレビ中継などで対戦中の様子を見ていても一手一手の意図が理解しやすいという点が根底にあると考えられます。

また、藤井聡太七段をはじめとした、若年層のプロ棋士達による偉業がメディアで取り上げられたことにより、難しい・高齢者向けというイメージを持たれがちだった将棋の印象が「年齢問わずできるゲーム」へと変わってきているのも大きな理由の1つといえるでしょう。

対する囲碁は、1999~2003年頃に連載された漫画『ヒカルの碁』による囲碁ブームが起こっていましたが『ダイヤモンド・オンライン』の記事によると、生徒の急増による講師不足が原因でブームを維持することができなかったとのこと。

しかし、世界的な認知度・競技人口については囲碁の方が多いとされています。

かつて日本が「世界で一番囲碁が強い国」ともいわれていたことから、今後の棋士の活躍・メディアにおける取り上げられ方によっては、囲碁に対する注目度も変わってくると考えられます。

昨今のメディアでは、囲碁よりも将棋に関するニュースの方が大きく取り上げられていますが、人気の高さ自体は甲乙つけがたいものであるといえるでしょう。

囲碁プロvs将棋プロ 賞金はどっちが儲かる?

どっちが儲かる

囲碁・将棋のどちらにおいても、様々な大会に出場する「プロ棋士」と呼ばれる職業の人々が存在していますが、中には「プロ棋士で食べていけるの?」「どれだけ稼いでいるの?」と思っている方も多いのではないでしょうか?

囲碁・将棋のプロ棋士の収入源は、主に賞金・対局料・基本給という3つに分けられています。

『日刊ゲンダイ』の記事によると、最高の賞金額については、プロ将棋棋士が4320万円(竜王戦)、プロ囲碁棋士が5000万円(世界規模の棋戦)、と囲碁の賞金の方が高額。

将棋に比べて囲碁の方が世界各国で行われていることから、賞金額自体も大きなものになるだと考えられます。対局料については将棋連盟・日本棋院のどちらも非公開となっています。

基本給については囲碁・将棋で金額の決まり方が異なっているようです。

将棋棋士の場合、名人でA~C級というクラスで決まっており、クラスの昇級・降級とともに3割ずつ増減するのだそう。

囲碁棋士の場合は、前年度の賞金ランキングを基準にして基本給が変化するようで、成績による減額はないとされています。

囲碁と将棋 どちらが複雑で難しすぎる?

相手の陣地に攻め入るゲームスタイルを基本とする将棋は、駒に「飛車」「角行」などの名前が付いており、駒ごとに動かし方のルールに違いがあるのが特徴です。

そのため、駒の動かし方を覚えるのはもちろん、それぞれの駒の特徴を活かした戦法・定跡を身に着けていく必要がありますが、各駒の特徴と定跡を覚えてしまえば、囲碁よりも手軽に楽しめます。

対する囲碁は、駒の取り合いを交えたゲームスタイルを基本としており、将棋と比べて最後まで勝敗・戦況が分かりにくいという点が特徴的です。

石の動かし方は将棋に比べてシンプルですが、相手によって戦いの手筋・戦術が大きく異なるため、対局を重ねてパターンをつかむ必要があることから、将棋に比べると囲碁が難しく、粘り強い性格の人向けといえるのではないでしょうか。

囲碁か将棋か子供にはどっちがオススメ?

 

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囲碁や将棋は、ゲームを有利に進めていくうえで多角的・総合的な思考力を鍛えるのに効果的とされており、子供の習い事の1つとしても注目されています。

5歳の頃から囲碁や将棋に親しんでいたという脳科学者・茂木健一郎さんの話によると「損して得を取る」という打ち方が主となる囲碁は脳の空間認知力を、常に最適な一手を見つけていく打ち方の将棋は論理的思考をそれぞれ養うことができるとのこと。

そのため、より広く物事を見る力を育てたい時には囲碁を、スペシャリストに育てたい時は将棋を習わせるのが良いのだそうです。

囲碁・将棋・チェス・麻雀で難しいのは?はじめるなら?

チェスと囲碁と将棋

囲碁や将棋と同じく、世界的に親しまれているゲームにチェスや麻雀があります。

囲碁は、ゲームの進め方自体は非常にシンプルではありますが、中盤・寄せなどといったゲームの境目や「地」の数え方が初心者にはわかりにくいという点で他のゲームに比べて難しいといえるでしょう。

将棋・チェスはどちらも、駒ごとに動かし方が異なる・相手のキングを取った方が勝ちというゲームであることから、比較的簡単に遊べます。

また、麻雀は14枚の牌(ハイ)を「アガリ」となる特定の組み合わせにいち早く揃えるゲームとなっており、アガリの組み合わせ・点数の計算方法などといった、たくさんの事前知識が必要となる点で「難しい」と感じる人も多いようです。

そのため個人差はありますが、初心者がはじめる際の難易度としては囲碁が最も難しく、麻雀・将棋・チェスという順番で難しいといえるでしょう。

 

寡黙に戦いを続ける姿がかっこいい囲碁や将棋。日本では囲碁よりも将棋の方が競技人口が多いといわれていますが、世界的に大会のある囲碁は賞金金額は高額。小さい子供の頃から始めていると、将来プロ棋士として活躍するのも夢ではないかもしれませんね。

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