バラエティ番組などで河相我聞さんが料理好きと知られるようになってから、2004年カップラーメンをプロデュース(明星食品の『店主シリーズ』)しました。
そこから自身のラーメン店を開いて評判も良く、成功していたにもかかわらず突如閉店してしまったとはなぜでしょうか?
閉店になった理由は実は表には見えない複雑な真相があったようです。
出典:公式ブログhttp://gamonblog.exblog.jp/
ラーメン我聞店舗展開
2005年、東京立川に『ラーメン我聞』をオープンしラーメン店主としてビジネスをスタートしました。
河相我聞さん自身が店に立つこともある、ということでお店は繁盛していた様子。地方にも出店し、四国の高松店、名古屋の栄店と店舗も増えるという成功ぶり!
みなさんこんにちは河相我聞です。 2005年4月から東京、関西、四国と、展開してきた「我聞」がついに名古屋上陸です。 僕の渾身の一杯!ぜひ皆様に味わっていただきたいと思っています。
皆様の心の片隅に残るラーメンでありますように・・・。
店主 河相 我聞
『ラーメン我聞』のメニューは
あっさり正油ラーメン 680円
あっさり塩ラーメン 680円
エビ味噌ラーメン 800円
とお値段はかなり控えめでおいしそうなメニューがたくさん。
出典:公式ブログhttp://gamonblog.exblog.jp/
味の評判が良く、人もよく入っていた、と人気があったのは確かなようですね。
一度食べてみたかった・・・・という方もおられたでしょうが、残念ながらオープンからわずか2年で閉店となってしまった河相我聞さんのラーメン店。
人気があったにも関わらず突如閉店というのは、その理由が気になりますよね。
ラーメン我聞閉店の公式発表
閉店した2007年当時、河相我聞さんはラーメン我聞の公式ブログで役者業のために区切りをつけたと綴っています。
2007年4月
ラーメン店主として昨日で終わりましたが、自分の中では始まりのための区切りだと考えています。
自分の役割でもあったタレントとして役者としての名前ももっと大きくしたい、そして、また遠くはない日に一緒にまた仕事をしたいと思っています。
本当にありがとうございました!
河相我聞
しかし、実はもっと複雑な背景があったと報じられています。
閉店の真相と内部トラブル
1.所属事務所とのトラブル・・・
河相我聞のラーメン店をプロデュースした須藤氏が、「ラーメン我聞で3億円近い利益をあげていた」と言われるなか、河相我聞さん自身にはわずか数百万円しか渡されていなかったと言います。
河相我聞さんは2016年関西テレビの『お笑いワイドショー マルコポロリ!』に出演した際、ラーメン我聞についてこのように話しています。
「ラーメン我聞」をオープンさせたのだが、なんと
「ラーメンは好きでなかった」というのだ。
これについて河相は
「ビジネスはやりたかったんですよ。
『役者って大変だから商売やったらいいよ』って言われたんで
『誰かやんない?』って言ってただけです」
と、儲かる仕事としてラーメン店を選んだことを明かした。
おそらく河合我聞さん自身は深くビジネス事情を理解していない様子で、ラーメン店をプロデュースした須藤氏に任せていたような雰囲気が伺えます。
もっとも問題になったのが、河相我聞さんの肖像権を所有する所属事務所に対し印税を支払わないといけないにも関わらず一切払っていなかったというのが大問題に発展。
そもそもラーメン店が成功したのも、知名度のある河相我聞さんが店長ということが話題になりメディアで取り上げられた効果はだれでも理解できます。タレントによる効果で店の人気が上がったのですから、プロデュースした須藤氏が河合さんの事務所にパブリシティ権を納めるのは業界の常識といいます。
ラーメン店の宣伝のために所属タレントが活動したにも関わらず、使用料が入ってこなかった所属事務所は、法に訴えるのは当然、とうとう肖像権使用などの損害賠償請求を起こすまでに発展。(後に棄却判決となりました)
2.従業員の不正行為
さらにラーメン店経営の経理担当者の横領が発覚し、内部の経理もずさんな状況だったことが伺えます。
これらの理由から閉店せざるおえなくなったのが真実と考えられています。
ラーメン店閉店後も河相我聞さんは料理上手キャラとしてテレビ出演も続けており、料理は今では俳優以外の一つの強みになっているようですね。さらに、シングルファザーとして息子たちを育てているというのも今では有名。若くから有名になり、いろんな経験をしてきた河相我聞さんのお父さんとしてのブログが人気で、本も出版。(お父さんの日記 /かあいがもん)
関連記事→河相我聞の父親は福井でおもちゃ屋経営者!複雑な家庭?
関連記事→河相我聞の息子の竜跳は子役で活躍!