亀田興毅_ボクシング引退理由
亀田三兄弟の長兄で、2010年には国内史上初の世界三階級制覇を達成したことでも知られる、亀田興毅さん。
彼は2015年10月16日に、シカゴにて行われたアンドルー・フォンファラとネイサン・クレバリーの戦いの前座として、WBA世界王者である河野公平さんと戦い、その試合終了後、突如として現役引退表明をしました。
理由については『REBOOT』の情熱退職インタビューにおいて語っており、当時ライセンスの都合上、日本国内での活動ができなかったことにあるようです。ファイトマネーが出ない海外の試合に出ることが多くなってしまい、経済的理由からボクサーを続けることが困難になったのが原因。
またその後の10月22日に、第三子となる男の子が誕生していることから、育児も引退の理由の1つではないかと考えられます。
また、引退表明をした時の試合の前から「この試合がラストマッチ」と思っていたようで、試合に負けた後の日刊スポーツのインタビューには「勝って終わりたかったけど、きれいさっぱりやめる。いいボクシング人生だった」と話しています。
しかし、2018年1月3日には、最後に一度だけ日本でリングに上がって、引退表明をしたいという理由で、インターネット配信番組『AbemaTV新春ボクシング祭り』において現役復帰を宣言。
「最後にどうしてもローマン・ゴンザレスと拳を交えたい」と発言していました。
しかしその後、ローマン・ゴンザレスとの対戦が実現することはなく、同年11月10日には自身のブログにおいて二度目の引退表明をしました。
自分が対戦したい相手との試合ができなかったことが大きな理由であり、引退後はTFCイベントプロデューサーなどのサポーターという形で、弟たちやプロボクシングの世界を支えています。
亀田大毅_ボクシング引退理由
WBA世界フライ級・IBF世界スーパーフライ級という、世界二階級を制覇した王者として知られる亀田大毅さん。
彼が引退表明をしたのは2015年11月4日で、昨年の6月に行われたメキシコ合宿のスパーリング後に左目の網膜剥離が判明したのが理由です。
医師からは「失明しなかったことが最高の結果」と言われ、国内にて三度もの手術を受けて完治。
しかし、1年9ヶ月ものブランクを経て挑んだ、2015年9月の再起戦では1-2の判定負け。現役での活動が危険と判断されたことで、現役引退をすることになりました。
引退後は、ユーチューバーやタレントとしての活動をしており、様々なユーチューブチャンネルの動画にゲストとして出演しているようです。
亀田知毅_ボクシング引退理由
元WBO世界バンタム級王者であり、WBC世界スーパーバンダム級暫定王者でもある、亀田三兄弟の末弟・亀田和毅さん。
彼は2019年12月10日に所属する協栄ジムにプロ活動を休止する旨の休会届を提出。
しかし、その後はフリーとして活動し続けており、2021年5月22日には再起戦にて勝利を掴み、現在でもプロボクサーとして活動を続けています。
亀田史郎_ボクシング引退理由
父親やトレーナーとして亀田三兄弟をプロボクサーとして育て上げた、最強のボクサー・亀田史郎さん。彼がボクシングを引退した理由については、現役時代の度重なるトラブルによるものとされています。
JBCの幹部や対戦相手に対する暴言問題・試合役員に対するどう喝行為などが中心になっており、一時期にはセコンドライセンスの取り消し・無期限停止処分をされるなどといった罰則を言い渡されました。
これらの問題に対しては、亀田史郎さん自身がJBCに謝罪しており、自らライセンスを返上することで、現役プロボクサーとしての活動を完全に引退しました。
その後は、トレーナーやプロデューサーとして亀田三兄弟のプロデュースをするとともに、ユーチューバーとしての活動を続けています。