漫才芸人の日本一を決める『M1グランプリ』
歴代のM1グランプリ優勝者(2001~2022)と、優勝は逃したものの決勝へ進出したファイナリスト全一覧をお届けします。
毎年12月にみんなが楽しみにしているお笑いの祭典!M1グランプリをきっかけに大ブレイクした芸人や、その後あまり見る機会の少ない芸人も?
それでは第1回から最新までの歴代王者と、優勝者のその後の活躍を見ていきましょう。
M1歴代王者&ファイナリスト(2001~2004)
3位 アメリカザリガニ
「今でも、あんなに緊張した漫才はない」(礼二)「地獄でした」(剛)「今から思っても『M-1』の決勝以上に緊張の中で漫才をしたことはないです。間違いないです。本番前は話をすることもなく、二人で『…オエーッ』とえづいてばっかりでした。何も食べずに水ばっかり飲んで」(礼二)出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/nakanishimasao/20151120-00051638/

2位 フットボールアワー
3位 笑い飯

2位 笑い飯
3位 アンタッチャブル
2位 南海キャンディーズ
3位 麒麟
M1歴代王者&ファイナリスト(2005~2007)
2位 笑い飯
3位 麒麟

2位 フットボールアワー
3位 麒麟

2位 トータルテンボス
3位 キングコング
M1歴代王者&ファイナリスト(2008~2010)
優勝 NONSTYLE
2位 オードリー
3位 ナイツ
おれが歯並び悪いからか、歯磨きは3人がかりです pic.twitter.com/LTy3KeWrNe
— NON STYLE 石田 明 (@gakuishida) 2018年11月4日

2位 笑い飯
3位 NON STYLE

2位 スリムクラブ
3位 パンクブーブー
M1歴代王者&ファイナリスト(2015~2019)

出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/nakanishimasao/20160328-00055922/
優勝 トレンディエンジェル
3位 ジャルジャル
トレンディエンジェルの斎藤さんは、2017年のクリスマスイヴに結婚報告し、2018年6月6日に女の子が生まれ、幸せいっぱいの様子が伺えます。

2位 和牛
3位 スーパーマラドーナ

2位 和牛
3位 ミキ
🏆M-1グランプリ2018王者🏆
14代目チャンピオンは…🎉🎉 #霜降り明星 🎉🎉
▼M-1グランプリ公式サイトhttps://t.co/Q4zPE6U0ux#M1 #M1グランプリ #漫才頂上決戦 #優勝 pic.twitter.com/iEs5G8oslW
— M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) 2018年12月2日
優勝 霜降り明星
2位 和牛
3位 ジャルジャル
2013年に結成した霜降り明星は、メンバーのせいやさんが26歳、粗品さんが25歳であることから「M-1史上最年少優勝者」として話題となりました。
「M-1グランプリ」2年連続で準優勝の和牛、テレビやラジオにおいて数々のレギュラー番組に出演しているジャルジャルなどの強敵をおさえての優勝に、インターネット上でも「意外!」という声も多く寄せられました。
意外でした。我が家は圧倒的に和牛でした。#M1 #優勝
#和牛 pic.twitter.com/HTpBABykjW— 西井 秀行 (@HIDE1313) 2018年12月2日
ミルクボーイ✨M-1優勝おめでとう😆👍松ちゃんだけかまいたちに😊#M1グランプリ2019 pic.twitter.com/VrgnGL2Jnn
— オラフ (Olaf) (@tomomuku1007) December 22, 2019
優勝 ミルクボーイ
2位 かまいたち
3位 ぺこぱ
初出場コンビのミルクボーイが過去最高点を記録し第15代M1王者に!審査員の最低点は96点、最高点は99点という全員が高得点で評価しました。
〜審査員の点数〜
・オール巨人 97点
・上沼恵美子 98点
・サンドウィッチマン/富澤たけし 97点
・立川志らく 97点
・ナイツ/塙宣之 99点
・中川家/礼二 96点
・松本人志 97点
M1歴代王者&ファイナリスト(2020)
🏆M-1グランプリ2020王者🏆
16代目チャンピオンは…👑 #マヂカルラブリー 👑https://t.co/tUeUNIAmv3#M1 #M1グランプリ #M1グランプリ2020 pic.twitter.com/Qu6XTGyBrm
— M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) December 20, 2020
優勝 マヂカルラブリー
2位 見取り図
2位 おいでやすこが
〜審査員の投票〜
・オール巨人:見取り図
・ナイツ/塙宣之:マヂカルラブリー
・立川志らく:見取り図
・サンドウィッチマン/富澤たけし:マヂカルラブリー
・中川家/礼二:マヂカルラブリー
・松本人志:おいでやすこが
・上沼恵美子:おいでやすこが
マヂカルラブリーさんが3票、見取り図さん2票、おいでやすこがさん2票、と近年稀にみる接戦となりました。
3年前のM1決勝では最下位、かつ審査員からのコメントで酷評されたマヂカルラブリーさん、実力でリベンジを果たしました。
上沼恵美子さんとの事件が3年かかって感動的な結末を迎えたことが、ドラマのようでとても素敵でした。
M1・2017での上沼恵美子さんとマヂカルラブリーさんに何が起こったのか、下記記事でまとめています。
M1・2017_上沼恵美子とマヂカルラブリーのやり取り・因縁まとめ
野田クリスタルさんはRー1グランプリでも優勝しているため、これで2冠になりました。
M1歴代王者&ファイナリスト(2021)
優勝 錦鯉
2位 オズワルド
2位 インディアンス
~審査員の投票~
・オール巨人:オズワルド
・サンドウィッチマン 富澤:錦鯉
・ナイツ 塙:錦鯉
・立川志らく:錦鯉
・中川家 礼二:錦鯉
・松本人志:錦鯉
・上沼恵美子:インディアンス
ファーストラウンドにおけるTOP3のファイナリストのうち、錦鯉・インディアンスの2組が655点と同点、1位のオズワルドが665点と、油断は許されない極めて接戦状態で進行したM-1グランプリの決勝戦。
大会ではおなじみの審査員であるオール巨人さん・上沼恵美子さんをはじめ、審査員一同が「投票にとても悩んだ」とコメントするほど、3組の漫才はそれぞれ個性とセンスに富んだ芸術性の高いものばかり。
そんななか、審査員7人のうち5人の票を獲得した錦鯉が、M-1グランプリの17代目王者となりました。
錦鯉は2012年に結成されたお笑いコンビであり、メンバーはボケ担当の長谷川雅紀さん・ツッコミ担当の渡辺隆さん。
M-1グランプリへの出場は今回は2回目であり、去年も決勝戦に出場しましたが、惜しくも4位という結果に。今回ようやく優勝を掴んだことにより、見事リベンジを果たしました!
長谷川さんは今年で50歳であり「M-1グランプリ史上最年長での王者」として、多くのメディアで注目されました。
M1歴代王者&ファイナリスト(2022)
優勝 ウエストランド
2位 さや香
3位 ロングコートダディ
~審査員の投票~
・山田邦子:ウエストランド
・博多大吉:さや香
・ナイツ/塙:ウエストランド
・サンドウィッチマン/富澤たけし:ウエストランド
・立川志らく:ウエストランド
・中川家/礼二:ウエストランド
・ダウンタウン/松本人志:ウエストランド
M-1グランプリ2022のファイナルステージ、ウエストランドさんが6票、さや香さんが1票、ロングコートダディさんが0票という、ウエストランドさんによるぶっちぎりの優勝となりました。
ウエストランドさんは、2010年にM-1グランプリに初出場して以降、8回連続でチャレンジするものの惜しくも準々決勝どまり。
2020年に決勝9位になったものの、優勝にはあと一歩及ばない状態のコンビでした。
ウエストランドさんが披露したのは、決勝・最終決戦ともに「オリジナルのある・なしクイズ」。
「大阪にはあって東京にはないもの」という河本さんの問題に対して、井口さんは「自分達のお笑いこそが正義であるという凝り固まった考え」という偏見たっぷりな答えを返す、昨今のお笑いの風潮から少し外れた、アウトローな毒舌漫才でした。
決勝戦からすでにフルスロットルな毒舌漫才を飛ばしていましたが、最終決戦ではさらにヒートアップ。
「M-1にはあってR-1にはないもの」という問題に「夢・希望・価値」と答えるという、一歩間違えたらバッシングがくるレベルの毒舌へ発展しており、MCの今田耕司さんに「悪口言うたなぁ……」というコメントを言わせるほどでした。
そんな、偏見と毒たっぷりな漫才に対して、審査員たちは怒るどころか高く評価!
立川志らくさんは「あなた方がスターになってくれたら時代が変わる」とコメント。
松本人志さんからは「キャラクターとテクニックさえあれば、毒舌漫才もウケるんやなぁ」と驚かれていました。
「誰も傷つかないお笑い」が主流となっている昨今、ウエストランドさんが手掛けた毒舌漫才は、お笑い会に大きな刺激を与えてくれることでしょう。