松重豊・嫁との出会い~結婚まで
黒沢清監督のホラー映画『地獄の警備員』をきっかけに、高い演技力と独特のキャラクター性から、バイプレーヤー(=脇役)として数々の作品に彩りを加えてきた松重豊さん。
有名グルメ系ドラマ『孤独のグルメ』シリーズで、幅広い年代から高い人気を集めています。
そんな松重豊さんの妻は一般の人で、職業や年齢等の情報は不明。メディアなどには全く出演していないことから、どのような人なのかも明らかになっていません。
しかし、奥さんとの出会いや仲の良さに関するエピソードは、様々なトーク番組に出演した際に松重豊さんの口から度々語られています。
奥さんとは大学生時代に出会い、大学は別々であったものの、その頃から友達なのだそう。
また、2019年10月2日に放送された『徹子の部屋』に出演した際に語った話によると「19歳の頃からお付き合いをしている方」なのだそうです。
ラジオ番組『八木亜希子 LOVE&MELODY』に出演した際に、松重豊さんは奥さんのことを「友人でもある」と語っています。
10代の頃からずっと一緒にいた女性ですから、松重豊さんにとってかけがえのない存在といえるでしょう。
松重豊さんが奥さんと結婚したのは1989年で、松重豊さんが26歳の頃。
20代の頃には、一年以上役者の仕事から離れ、建設会社へ転職していた時期もあったようですが、この転職については結婚資金を貯めるためだったのだそうです。
奥さんとの安定した結婚生活のため、夢を捨ててまで転職をした松重豊さん。結婚に対する覚悟と、奥さんに対する真剣な気持ちが伺えますね。
結婚資金も貯まり、無事に結婚した松重さんは、役者時代に仲が良かった勝村政信さんや、所属事務所の社長、松野恵美子さんたちの力添えもあり、再び役者として復活しました。
これも、仕事や人間関係を心から大切にしてきた、真面目で誠実な松重豊さんだからこそおとずれた奇跡といえるでしょう。
松重豊・嫁との結婚後の生活、夫婦仲
結婚後の松重さん夫婦については、「熟年離婚などは自分たちの間にはないと思う」「これからもお互いに健康で支え合って行きたい」といった松重豊さんのコメントからも、お互いに心から信頼し合っているのが分かりますね。
誰から見ても理想的な、落ち着いた夫婦仲が伺えます。
また、お二人の間には、娘・息子の2人の子供がいます。
娘さんについては、映像関係の会社に勤めていたこと以外は明らかにされていません。
しかし、息子の松重暢洋さんは1995年生まれで、今では『アフター6ジャンクション』や『たまむすび』などといったラジオ番組のADとして働いているようです。
ちなみに、元々は親である松重豊さん夫婦から「アナウンサーを目指してみてはどうか」とアドバイスをもらったこともあり、アナウンサースクールに通っていたのだそう。
しかし、アナウンサーになりたいという強い動機や理由があるわけではなかったようで、採用試験は全滅。その後の2018年には、TBSラジオに入社したことが分かっています。
息子さんが一人立ちした後は、夫婦二人の時間を満喫しているようです。夫婦の時間が増えたこともあって「一緒に何かできればいいな」と考えた松重豊さん。
大きな畑を借りて、夫婦で本格的な家庭菜園を始めたり、2人で犬の散歩をしたり……以前よりも様々なことを一緒に楽しんでいるのだそう。
夫婦二人でいる時間が増えた今の暮らしについて、松重豊さんは「こういうふうに過ごせる今が幸せ」とコメントしています。
インターネット上では、松重豊さん夫婦の雰囲気や生活について「松重さん夫婦のような老後を過ごしたい」「松重さんみたいな人と結婚したい」といったコメントが寄せられるほど、理想の夫婦として憧れられているようです。