専業主婦から不動産王と呼ばれるまでになったという鈴木ゆり子さん。毎年1億円の家賃収入があって、総資産5億円!!家賃収入で悠々自適に過ごす大家さんとは夢の響きですよね。鈴木ゆり子さんが評判の良い大家さんとして成功した秘訣は?(有吉弘行のダレトク!?11/21出演)
鈴木ゆり子プロフィール
1950年生まれの67歳。21歳の若さで結婚し、自宅で内職の仕事をしながら3人の子供を育て上げたお母さん。子育てが終わって仕事を探し、中卒の経歴もあり、なかなか見つからないなかやっとついた仕事がハウスクリーニングの仕事。
いろんなアーパートに仕事で行くなか、空き家が多いアパート、人気で埋まっているアパートなどクリーニングしているうちに、なぜ違いがあるのだろう?と興味が湧いてきたという。その視点が鈴木ゆり子さんの転機だったんですね。
そして自分でも中古アパートを実際に買ってみて、キレイにして大家業を始めてみたというのがきっかけ。
今では20棟以上のアパート、中古の戸建ても20戸と、わずか10年で多くの物件をもっている鈴木ゆり子さん。
『バイキング!』にも出演し「掃除して10億円の儲け」と紹介されました。バイキング出演時、ここまで大きく稼げたのかという問いに「家賃収入を使ってしまわず、次の物件の購入資金に充てること」と秘訣を語っていました。ビジネスウーマンですね。
中卒の経歴だった主婦が、現在では有限会社スズヨシの代表取締役社長となった鈴木ゆり子さん。ハウスクリーニングの仕事から不動産王になるとは、そうそう聞くことではないですよね、驚きです。
評判の良い大家になったコツ
大家さんといえば、家賃収入で裕福な暮らしをしているイメージですが、鈴木さんは違うようです。
鈴木さんが不動産経営をしている地域は埼玉県の端っこの羽生市。決して人の多い街ではなく、人口は減少しているそう。そんな中で稼働率を上げて行くのは簡単なことではないはずです。
そこで評判の「カリスマ大家」として評判の大家になった鈴木ゆり子さん。良い大家さんとなって、物件の人気を保てる理由が気になりますよね。さすが、主婦ならではの視点や、お客(入居者)さんの心理をよく考えている関心な点がたくさん。
まず鈴木さんの格好、割烹着と麦わら帽子。農作業をする田舎のおばちゃんといった感じ。ちゃんと理由が。
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— 今日の美人 (@todays_bijin) December 21, 2016
・入居者さんより良い格好をしない!→妬まれないようにして、共感を得る。トラブルが起きても解決しやすくなる。
・自分の物件に泊まってみる→夜の状況や、部屋の匂いなど、日中の短時間の滞在では気づかないことに気がつける。
・台風の日の夜にアパートを見に行く→「大切なお客様」が大丈夫か点検。入居者の人がより信頼してくれて、契約を更新してくれる。
新しい入居者を探すことだけでなく、今いる人を大事にすることが一番だと考えている鈴木さん。
・毎月自ら掃除に行って、入居者の方に挨拶したり声かけ、何ヶ月もかけて仲良くなる→一人暮らしの老人の孤独死や自殺など異変に素早く気づける。
物件での死亡は賃貸物件では大きくその後の入居に影響するので、救急車や警察沙汰は避けたいようですね。
立地や古い物件で人気がすぐ出ない場合には、トイレをウオシュレット付きにして見たり、学生用に家具家電付きにして満室に。
ひと手間を惜しまず、付加価値を加え、それがニーズに合っているからこそ人気エリアでなくてもお客さんが来てくれるということですよね。
鈴木さんの大家さん業は、よくイメージする楽して儲けているような感じとはかけ離れているよう。自ら動いて、ホテルのお客様のように大切に扱い、第一に考えるということ。
お客さん目線にあわせて、心を開いてもらうことを心がけていますよね。良い関係を気づくことで長く継続して借りてもらえると空き部屋が出ないという良い結果に。
鈴木ゆり子の人気の本
今では息子さんに大家さん業を教え、譲りながら、不動産の賃貸・売買・仲介・管理を行う店舗も営んでいる鈴木さん。
鈴木さんは本も出版し、田舎の主婦が億を稼ぐ!と話題になりました。数冊出版されている本の中でも一番の人気は、『専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法』(ダイヤモンド社)
コスト削減のアイデアや、地道なコミュニケーションなど、手間ヒマをかけての成功体験が記されています。
実際に不動産を始めてみたいという人には、『ボロ物件をお宝に変える不動産投資術 カリスマ大家・鈴木ゆり子が実践する』という本も人気。
レビューにも不動産投資の第一歩に読んでみるのがオススメ、とあります。老後のために、副業として、など気になりますよね。
カリスマ大家さん鈴木ゆり子さんの本はこちらからチェック
→専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法
→ボロ物件をお宝に変える不動産投資術 カリスマ大家・鈴木ゆり子が実践する
鈴木さん、今では講演会をしたり、テレビ出演と忙しくされているようです。
まとめ
鈴木ゆり子さんの言葉でとても印象的なのが「商売は手をかけるか、お金をかけるか、どちらか」。
お金がなければ時間をかけて自分で手をかけるしかない、という考えで地道にやってこられたからこそ成功したというのがよくわかりました。不動産だけでなく、どの商売、サービスにも言えることですよね。