大倉孝二の嫁・朱門みず穂との出会い~結婚まで
舞台やテレビドラマなど、幅広いメディアで活躍してきた俳優の大倉孝二さん。
卓球に魅了された高校生たちによるスポーツ漫画『ピンポン』の映画にて、アクマ役を担当し、そのクセとインパクトのある役を見事演じきったことでも一躍有名となりました。
そんな大倉孝二さんの妻は、女優の朱門みず穂さん。映画『ピカレスク 人間失格』や、テレビドラマの『100億の男』や『温泉へ行こう』などといった、様々な作品に出演していました。
大倉孝二さんと朱門みず穂さんが出会ったのは、2001年に新国立劇場にて上演された舞台「贋作・桜の森の満開の下」にて共演したのがきっかけなのだそう。
その作品では、堤真一さんや古田新太さんなどといった、現在でも有名俳優として知られている先輩俳優たちも共演しており、彼らも朱門みず穂さんに好意を持っていたようです。
つまり、朱門みず穂さんは彼らにとってアイドルやマドンナのような存在だったといえます。
そんな中、大倉孝二さんは朱門みず穂さんへ猛アタックをし、見事交際へ発展させることに成功しました。
交際については周囲に秘密にしていたようですが、なんと舞台稽古の帰りのタクシー内で2人の交際がバレてしまうことに!
同じく朱門みず穂さんへ好意を抱いていた先輩俳優たちは大激怒。タクシー内は修羅場を化し、大倉孝二さんはその空気感に堪えられず、タクシーを停車させて逃走するほどだったそうです。
ちなみに、修羅場のエピソードについては、テレビ番組にて古田新太さんが語っていたようで「後輩俳優をいじる先輩たち」のような雰囲気だったそうです。
そんなハプニングもありながら、2人は5年間の交際を経て、無事に結婚しました。
尚、フジテレビのトーク番組『ボクらの時代』にて大倉さん本人が語っていた、結婚を決めた時のエピソードは実に可愛らしいものでした。
一緒に電車に乗っていた際、朱門みず穂さんから突然「私、大倉くんと結婚するって決めてるんだ」と言われた大倉さん。
恥ずかしさもあってか「そうなんだ〜」としか返事できなかった大倉さんに、朱門さんは「ちょっと!割りと勇気出して言ったんだよ!」と怒って、バシッと肩を叩いたのだそう。
なんだか青春のワンシーンを思わせるような、初々しくて可愛らしい雰囲気がありますね。
ちなみに、結婚式でのお気に入りの写真を飾っているようですが、写真は大倉さんと撮影したものではなく、「ひげぼうぼう」という文字が書かれた、Tシャツ姿の古田新太とのツーショットなのだそう。
大倉孝二の嫁・朱門みず穂との結婚後の生活、夫婦仲
結婚後の2007年には、2人の間に第一子の男の子が誕生。
名前については公開されていませんが、顔の雰囲気は大倉さんに似ているのだそうです。
ちなみに、お子さんは大倉さんの仕事には興味がないようで、これまで一度も作品を見たことがないようです。
そのことについて大倉さんはそれでも良いと思っているようで、その理由には「昔から子どもを自分の影響下に置きたくなかった」という考えから来ているようです。
何に関心を持ち、どんなものに触れるのか、その選択を子ども自身に任せている大倉さん。
謙虚さと、子供の成長を見守る父親らしさを併せ持った、素敵な考え方ですね。
また、大倉孝二さんと朱門みず穂さんは、結婚後のエピソードについてもいくつかテレビ番組にて語られています。
特に『ボクらの時代』に大倉さんが出演し、カレー研究科の水野仁輔さんが作ったカレーを食べた時のこと。
水野さんから、スパイスに関する知識やトークを「プロレベル」と評価された大倉さんですが、番組内にて「家ではカレーの話はしない」と告白していました。
その理由は、家族に関係していました。
優雅に飲みたいなと思い、休日にはカレーを作ることがあるという大倉さん。
その際にスパイスや作り方へのこだわりがあるためか、料理のスタートや出来上がりが遅れてしまうと、朱門さんが「いつ準備できるの?いつ食べられるの?」と怒ってしまい、夫婦ゲンカが始まってしまった……というエピソードがあるようです。
お子さんについても、小さいころから本格的なスパイスを使ったカレーを食べていたものの、学校給食のカレーと出会った後から「お父さん、僕は普通のカレーが食べたい」と言われ、ショックを受けてしまったこともあるのだそう。
そのため、自宅では大倉さんのこだわりのカレーはあまり披露されないようです。