妊娠中のセルライトケアや産後のボディケアに、マッサージジェルやスリミングジェルを使いたい。しかし妊娠中や授乳中は、色々気をつけないといけないことも多く、成分や使用方法は大丈夫なのか不安にもなります。
妊婦さん・赤ちゃんのいるママがスリミングジェルを使う場合気をつけるべきことをまとめました。
スリミングジェルを妊娠中に使用しても大丈夫?
毎日コツコツマッサージを続けることで、体を引き締めていくスリミングジェル。
スリミングジェルは温感作用があるものが多く、むくみや冷え性にも効果があるので、長年愛用している人も多いものです。女性に多く利用されるスリミングジェルですが、妊娠中に使用しても問題ないのでしょうか?
体型の変化が気になる妊婦さん。妊娠中は大きくなっていく子宮に圧迫され、足がむくみやすくなります。
マッサージをすることで改善が期待できますが、妊娠中は食べ物や薬品など気を付けなければならないことが多いので心配です。
有名なスリミングジェルの公式サイトから、妊娠中の使用についての記載を参照してみましょう。
妊娠中も使用できるスリミングジェル
Q. 妊娠中でも使えますか?
A. 「スムーセル」は自然由来の原料がメインとなります。アレルギーをおもちでなく、通常の生活をしているお客様には安心してご使用いただけます。
引用:https://smoocell.jp
スムーセル公式サイトでは、医師が温めるマッサージと加圧アイテムの着用を美脚作りへの習慣としておすすめしています。
Q. 妊娠中、授乳中は大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。妊娠後期の足のむくみにもオススメです。
引用:https://www.bodyspro.co.jp
脂肪が分解・燃焼しやすくなるのをサポートしてくれるボディジェルのフィトスリム。よくある質問で妊娠中・授乳期の使用も大丈夫と明記されています。
妊娠中の使用は控えるスリミングジェル
商品の原材料、成分等がなんらかの悪影響があるとは考えられませんが、若干たりとも母体を通じ赤ちゃんの体内へ吸収されることを考えますと、妊娠中や授乳中のご使用はお控え頂いた方が良いかと存じます。
引用:http://endacosmetics.jp
直接影響が確認されているわけでは無いようですが、念の為、控えた方が良いようですね。
肌が敏感になっている時期なので、妊娠中・授乳中のご使用はお控えください。
引用:http://lovegs.jp/
普段よりも肌が敏感な時期のためバンビウォーターは使用は控えてほしい、といった回答でした。
中には妊娠中の使用について特に記載のない商品もありました。「皮膚に異常があった場合は使用しないように」といった記載はあります。
使用できるかどうかは、メーカーによって判断が分かれているようです。自分の使用しているスリミングジェルで妊娠中でも使用できるかわからない場合はカスタマーサービスへ問い合わせるのが確実ですね。
妊娠中は肌が敏感で荒れやすいため、温感作用のあるスリミングジェルよりは低刺激なスリミングジェルをしようした方が安心でしょう。また心配な方はデリケートなお腹周辺には使用せず、足や腕の使用だけに留めておくのが良いでしょう。
妊娠中のセルフマッサージ・押してはいけないツボがある!?
お腹が大きくなるにつれて、首や肩、腰が痛くなり、足もパンパンにむくんでしまうのがツライ妊娠中。
自宅でのセルフマッサージでリンパや血液の流れを良くして、リフレッシュするのがおすすめなのですが、注意しなければならないツボがありますので知っておくと安心でしょう。
妊娠中のマッサージは子宮に刺激を与えないようにすることが大前提。腰や骨盤辺りを指で押したり、お腹を捻ったりしないように気を付けましょう。もちろん、うつ伏せもNG。仰向けの姿勢が良いです。
体の中には子宮を刺激するツボがありますので、注意が必要です。
まず、むくみの気になる足周辺。
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- 三陰交:内くるぶしの真ん中から指4本分上がったところ。
陣痛促進のツボとしても知られているので、陣痛を促したいときには良いツボです。
ただし、これも妊娠初期や中期などに強い刺激を与えると、流産する可能性があるので、注意が必要です。
引用:鍼灸院・至
かかとやくるぶしなどの足首付近は、あまりグリグリと押さないようにしましょう。
その他子宮を刺激してしまうツボがこちらです。
- 肩井:首元から肩までのちょうど真ん中のところ。
難産の際に使うツボをまだ分娩時期を迎えていない妊婦さんに施すということは、流産させるツボと言い換えることができるのです。
引用:https://an-sogo.com/3065
- 合谷:手の親指の骨と人差し指の骨が交わっているところ。
妊娠初期に子宮の収縮を促すことができる下腹部のツボ及び合谷、三陰交などのツボは控えることになります。
引用:http://www.heisei.or.jp/
軽くさすったり、普通に生活する上では問題ありません。もし強く押してしまった場合でも、ただちに異常が現れるわけではありまんのでご安心ください。
マッサージと併せてアロマオイル使用する場合も注意が必要です。というのも、妊娠中に避けたほうが良いとされるハーブ系のアロマオイルはかなり多いのです。
香りを嗅ぐだけであれば、どのアロマオイルでも大丈夫です。皮膚にも使用して大丈夫なのが柑橘系、ネロリ、ローズウッド、フランキンセンスです。
スリミングジェルは産後・授乳中でも使える?
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増えてしまった体重を減らしたい、たるんだ体を引き締めたい、と出産後は体型の悩みが出てきます。産後ダイエットを始めるお母さんも多いですよね。
授乳中のスリミングジェルの使用はどうなのでしょうか?
妊娠中も授乳中も大丈夫、と公式に明記されているフィトスリムはOK。
エンダコスメティクスやバンビウォーターは、授乳中も使用は控えるようにと公式サイトに記載されていました。
温感作用のあるものは特に赤ちゃんの口に当たってしまったりするとちょっとした量でも、刺激があるので気をつけた方が良いでしょう。特に、足や腕のマッサージに使った後でも手を洗うことを忘れないようにしないと、そのまま赤ちゃんを触ってしまう可能性があります。
赤ちゃんが触れる胸やお腹付近は使用しないようにして、マッサージ後、手に付いたジェルはしっかり落とすようにしましょう!乳幼児の手が届かないところへ保管することも大切です。
スリミングジェルの使用期限は未開封で約3年。授乳を終えてから使用を再開するのも良いですね。
妊娠中・産後のスリミングジェル使用で気をつけることまとめ
妊娠中、授乳中のスリミングジェルの使用は、メーカーによって判断が違います。
スムーセル、フィトスリムは問題ない、とのこと。エンダコスメティクス、バンビウォーターは使用は控えてほしいと記載があります。
妊娠中、授乳中の使用について記載のないメーカーもありますが、胸やお腹付近は避けるのが良いでしょう。刺激のある温感作用のスリミングジェルが赤ちゃんに触れないように避けたほうが安心です。
妊娠中のマッサージで注意した方が良いのが、足首、くるぶし付近。子宮を刺激するツボがある場所なので、ゴリゴリ押さないように気を付けましょう。
肩の真ん中と、手の親指の骨と人差し指の骨が交わる場所にも子宮を刺激するツボがありますので、強く押さないように注意。
公式サイトで情報を調べて、不安なことがあれば問い合わせるようにしましょう。