東大卒のアナウンサーやタレントなど高学歴な芸能人が目を引きますが、お笑いの世界にも意外な東大卒芸人が。
東大出身のお笑い芸人一覧を紹介します。出身高校や、芸人になった理由などを見ていきましょう。
東大卒お笑い芸人①東京大学工学部
東大卒のお笑い芸人1人目は、しゃべくり漫才が特徴的な『田畑藤本』の藤本淳史さんです。
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「よしもと初の東大出身芸人」としても有名な藤本さん。東京大学工学部卒業後にお笑い芸人として活動し始めました。出身高校は京都成章高等学校。
藤本さんは高IQのなかでも選ばれた人だけが所属できるMENSAに所属している珍しい芸能人としても有名です。
講談社のMoPiXによると、お笑い芸人になったきっかけについては、中学時代の同級生として出会った際に「就職も嫌やし、お笑いやろうや!」と藤本さんが相方の田畑さんに持ちかけたとのこと。
藤本さんは東京大学大学院合格という状況下にも関わらず、お笑い芸人の道に進んだことからも大変話題となりました。
2014年に「THE MANZAI2014」の認定漫才師となって以降、「M-1グランプリ」では2015年・2018年ともに準々決勝進出という成績を残しています。
東大卒お笑い芸人②東京大学工学部
東大卒お笑い芸人として2人目、英単語フリップ漫談・東大あるあるネタなどで人気の石井てる美さんです。
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石井さんは東京大学文科三類へ入学、海外での活動を志した後に工学部社会基盤学科への進学をしました。出身高校は白百合学園高等学校。
東京大学工学部卒業、2008年には東京大学大学院修士課程を終了後にお笑い芸人にとして活動する前までは、当時の東大生の多くが憧れていた超有名一流企業・外資系コンサルティング企業「マッキンゼー・アンド・カンパニー」に勤務。
自身の著書にて「42.195kmのマラソンを100m走の速さで走るよう」と形容するほどの多忙な毎日を送っていましたが、リーマン・ショック後「千本ノック」と呼ばれる上司からの過激な指示と焦りから過呼吸・ストレス太り・希死念慮などにも悩まされたそうです。
「人生は一度きり」ということを実感するとともに、学生時代からの夢であった芸人を叶えるために退社。現在のような高い語学力を活かした、ユニークなキャラクターが生まれることになりました。
『決戦は金曜日!』のレギュラーメンバーや『情報プレゼンターとくダネ!』のコーナーを担当するなど、お笑い芸人としてだけでなく、様々な活動も行っています。
東大卒お笑い芸人③東京大学法学部
東大卒お笑い芸人3人目は、時事ネタを取り入れた漫才が印象的な『XX(チョメチョメ)CLUB』の大島育宙さん。
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東京大学の大学院で法律を学ぶ「現役東大生芸人」として知られる大島育宙さん。高学歴タレントが乱立する中でも、現役東大生は珍しいですね。
祖父は元科学技術庁審議官、大叔父は医学博士という高学歴家庭で育っていることもすごいです。高校は筑波大学附属高等学校卒業。
双子の兄も東京大学で国文学を研究しているのだそう。双子で東大に入るとは両親もかなり注目されたことでしょう。両親は子供に医者と弁護士になって欲しかった…という、親の思うようには子供の人生はいかないものです。
漫画、テレビが見られなかった中学生時代に買ってもらったラジカセで爆笑問題の番組を聴いたことで、お笑い芸人に憧れを抱いた大島さん。今は憧れていた爆笑問題と同じ事務所タイタンに所属!
大学で所属していたお笑いサークルの繋がりをきっかけに、現在の相方・大谷小判♀さんとコンビを結成。
2016年に「第5回関東大学生お笑いグランプリ2016」にて優勝、同年の「M-1グランプリ2016」では、アマチュアでありながら3回戦まで進出するなど、大躍進を遂げました。
東大卒お笑い芸人④東京大学法学部
東大卒お笑い芸人4人目は、元「なんぶ桜」のメンバーであり「東大ヤンキー澤山」としても知られている澤山裕二さん。
出身高校については公表されていませんが、東京大学法学部を卒業後、お笑い芸人として活動を始めました。
お笑い芸人となったきっかけは、幼少期からお笑い番組が大好きでだったそう。「なんぶ桜」というコンビ名で活動する以前に「ボラボライダー」という名前で活動をしていたとのこと。
「なんぶ桜」として活動していた当初は黒髪・メガネ・ダークスーツという真面目なスタイルでしたが、「派手なことをやろう」という澤山さんの考えから「東大ヤンキー」というキャラクターに変更したのだそうです。
また「なんぶ桜」は2017年をもって解散しており、現在はピン芸人「東大ヤンキー澤山」として活動しています。
その他高学歴な芸人
東京大学以外にも、高学歴でお笑い芸人として活躍している人はまだまだたくさん。
「高学歴なお笑い芸人」の代表ともいえるほど有名であるのが『ロザン』の宇治原史規さん。東大ではありませんが、日本の大学ランキングでは東京大学と並ぶ京都大学出身、日本のトップです。
出典:https://japanuniversityrankings.jp/rankings/total-ranking/
宇治原さんは、大阪教育大学附属高等学校、京都大学法学部を卒業。
お笑い芸人となったきっかけについては、高校時代のバスケットボール部のな夏合宿で相方・菅広史さんから「芸人にならへん?」と誘われたのを快諾したことからなのだそう。
また、京都大学への受験についても「コンビで活動するうえでの売りになるから」という理由。それを思いつくだけでなく実現できたのがすごいことです。
多くの視聴者・番組関係者を驚かせるほどの豊富な知識と雑学は、もはや宇治原さんの魅力の1つとなっており、現在はお笑い芸人としての活動だけでなく様々な番組で活躍。
コンビとしては、2000年・2001年に「ABCお笑い新人グランプリ」新人賞、2002年・2004年には「NHK 上方漫才コンテスト」新人賞を受賞。
2011年には、学ぶことに意味を見いだせないでいる子ども達に、お笑いを通して希望を与えたことから「第4回国際教育学会」舘糾(たちただす)章を受章しました。
その他高学歴な芸人として2人目にご紹介するのがオリエンタルラジオの中田敦彦さん。私立大学のトップの一つと言える慶応義塾大学経済学部を卒業。高校は東京学芸大学教育学部付属高等学校。
出典:https://manabi.benesse.ne.jp/hensachi/shiritsudai_index.html
NSC在学中でありながら2004年の「M-1グランプリ」準決勝進出、2005年には「輝け!2005年 お笑いネタのグランプリ」ブレイク賞を受賞しました。
また、お笑い芸人としてだけでなく「RAIDIO FISH」という音楽グループとしても活動しており、代表作である「PERFECT HUMAN」では2016年の「レコード大賞」企画賞を受賞したことでも話題となりました。