「おしりたんてい」の作者・トロルはどんな人?田中陽子・深澤将秀のコンビ?

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「おしりたんてい」の作者・トロルは田中陽子と深澤将秀のコンビ?

2012年にポプラ社から出版されて以降、2019年には韓国・台湾・中国をはじめとした9言語翻訳が施され、2021年4月にはシリーズ累計900万部を突破した超大ヒット児童書シリーズ『おしりたんてい』。お尻のような形の顔を持つ紳士的な名探偵・おしりたんていが、数々の難事件を解決していく謎解き系絵本です。

インパクトのあるキャラクターや必殺技、絵探し・迷路などといった子どもでも親しみやすい謎解き要素を含むことから、ターゲットである3~5才の幼児はもちろん、小学校低学年の男女からも高い人気を集めています。

そんな『おしりたんてい』を手掛けるのは「トロル」と呼ばれる人物。実はこの「トロル」は、田中陽子さん・深澤将秀さんという2人のクリエイターの作家ユニット名です。

トロルの2人が手掛けた作品として、2011年6月に発表された、読売新聞の女性向け老舗情報サイト『大手小町』の一般公募マスコットキャラクター・小町さんが挙げられます。

ちなみに、おしりたんていのキャラクターは、トロルの2人が手掛けた子ども向けiPad用絵本アプリのキャラクターとして登場していました。

『日経XTREND』のコラムによると、アプリにおけるおしりたんていは、現在のような知的な謎解きよりも、身体を使って謎を解決するタイプのキャラクターだったようです。

その後、ポプラ社からのアドバイスを受け、推理ミステリーの要素を加わったことで、より知的な謎解きスタイルに方向転換したとのこと。

「おしりたんてい」の作担当・田中陽子はどんな人?

『おしりたんてい』シリーズの物語作成を担当している田中陽子さんは、1976年生まれ。

元々東京都で働く会社員だったようで、現在はキャラクター開発を中心とした企画制作会社である株式会社トロルの代表取締役を担当しています。

田中陽子さんはめったにメディアのインタビューを受けないスタイルで、ミステリアスな作家。

唯一承諾した『ミステリーマガジン』2018年7月号で掲載された、おしりたんてい特集によると、子どもの頃から探偵ものの物語が好きだった、本好き少女だったのだそう。小学生の頃には、図書室でシャーロック・ホームズや江戸川乱歩作の『少年探偵団』シリーズに夢中になっていたのだそうです。

アガサ・クリスティーが手掛ける『ポアロ』シリーズや、金田一作品にも幼い頃から影響を受けており、小学生時代の夏休みには自由研究のテーマとして実際に本を作っており「自分の作品を作りたい」という夢を持つ、創作意欲に満ちていた人物でした。

ちなみに、同じトロルの1人である深澤将秀さんとは、会社員時代の職場で出会ったのだそうで、6年間ほどの付き合いなのだそう。

おしりたんていが生まれたのは、トロル結成後。アプリ開発会社から「子どもの知育をテーマとした本を作りたい」という相談を受けた田中さんが「小さな子どもが面白いと感じる音はコレだ!」とひらめき、おならの音などからアイデアを煮詰めていくうちに、おしりたんていのキャラクターが誕生しました。

「おしりたんてい」の絵担当・深澤将秀はどんな人?

田中陽子さんとともに、トロルとして活動している深澤将秀さんは1981年生まれの男性。

『おしりたんてい』シリーズにてイラスト制作を担当しています。あたたかみのある色使いと、少しレトロな絵柄が可愛らしいですね。

過去にはキン肉マン30周年記念作品の書籍に掲載されているイラストを手掛けており、こちらはあのキン肉マンシリーズのキャラクターをデフォルメしたゆるくて可愛らしいイラストが幅広い年代のキン肉マンファンに愛されています。

「おしりたんてい」の作者・トロルはどんな人?田中陽子・深澤将秀のコンビ?

 

 

 

 

 

 

 

田中陽子さんとは、以前の職場で出会った同僚であり、6年間同じ職場で働いたのちトロルを結成し、株式会社トロルの社員として働き始めたようです。

田中陽子さんと同様、なかなかメディアのインタビュー許可がおりないことから、深澤さん自身の詳しいプロフィール・経歴については明らかになっていません。

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