クレイジージャーニー特集された早稲田大学探検部。クレイジージャーニーに出演したノンフィクション作家・高野秀行さんも早稲田大学探検部出身。
現在進行中の『1,000kmのヒマラヤ隊』のメンバー10人の一覧を紹介します。
TBS【クレイジージャーニー】2018/10/24
早稲田大学探検部『1,000kmのヒマラヤ隊』
出典:http://wasedatanken.com/himalaya
1,000㎞のヒマラヤ隊は、早稲田大学探検部を中心に集まった10名の隊員で構成されています。
ヒマラヤ隊の目的は、1,000㎞もの道のりに及ぶ、4つの探検に挑むという壮大な冒険。
➀カリガンダキ渓谷:
遠征のスタート地点。ヒマラヤ造山運動の謎を秘めた渓谷。
【計画の一部変更…】
モンスーンによる土砂崩れ、橋の崩壊のためルートを変更。
『ヒマラヤの底 – カリガンダキ渓谷』を新たなスタート地点に設定。
わたしたちは、世界最深の谷から、未知の頂を目指します!
簡単になった?いいえ。
未踏氷河も、峠越えも、無人エリアも、盛り沢山です。 pic.twitter.com/qnglClGP0f— 1000kmのヒマラヤ隊 (@1000himalaya) 2018年9月21日
➁氷のテーブルマウンテン:
未知の巨大氷河。現地の大学と共同調査予定。
➂ドルポ:
四方を5,000mの山に囲まれたネパール最後の秘境。
【キャラバンの目的地①】
『未知の大氷原』
アッパームスタンに、城塞のような見た目をした未踏の氷河があります。
その形状については、複数大学の教授によって特異性を確認済み。
今回の遠征では、キャラバンの通過地点としてこの謎に満ちた氷河に入り、予察調査を行います。 pic.twitter.com/GVnb0Us65M
— 1000kmのヒマラヤ隊 (@1000himalaya) 2018年9月21日
➃最北端・最高峰、未踏への挑戦:
標高6,000m、氷点下20℃の世界で未踏峰登頂に挑戦。
どれだけスケールが大きい探検かというのが伝わるかと思います。
1,000㎞のヒマラヤ隊は2018年9月に出発し、現在もこの探検に挑戦中なのです。
現在行われている1,000㎞のヒマラヤ隊の様子を撮影をし、映像作品の制作が予定されています。
『1,000kmのヒマラヤ隊』日程や資金は?
出典:http://wasedatanken.com/himalaya
1,000㎞のヒマラヤ隊は2018年9月に出発し、2019年1月頃に帰還する予定です。1,000㎞のヒマラヤ隊のHPには帰還までのカウントダウンが表示されており、臨場感があります。
現在の状況をTwitterで報告しており、細かいスケジュールを把握することが可能です。遠く離れた山岳地帯にいながらも足取りがつかめるのは参加している学生の家族も安心でしょう。
Twitterの報告を見ることによって、自分もヒマラヤ隊と共に探検しているような気分になりますね。
【9/25 四日目】
本日は徒歩でムクチナートヘ向かいました!
ここは乾燥地帯のため風で砂埃が酷く、各自スカーフを装備🧕
道中SPO値を継続して測定しています!
村は標高3800mぐらいにも関わらず今のところ全員高所障害はありません。
明日はジョムソンに戻る予定です✨ pic.twitter.com/RPyN2Kr0P0— 1000kmのヒマラヤ隊 (@1000himalaya) 2018年9月25日
9月から1月というおよそ5ヶ月にも渡る長い旅。渡航費用や現地での直料などお金がかかる場面はたくさんあります。
気になる学生達の資金はクラウドファンディングで集めています。
基金協力する金額によって、1,000㎞のヒマラヤ試写会に招待され、エンドロールに名前が載るという特典が付きます。
最少額は3,000円から応援することができ、試写会に招待されてエンドロールに名前が載るのは10,000円からです。
【早大探検部 – 1000kmのヒマラヤ隊】
– 未踏峰を目指し、キャラバンへ!!『ネパールの最も北にある山、まだ誰も登ったことのない山』
夢にまで見た6000mの頂…!
隊員10名、荷物1トン、距離1000km、同行は馬24頭にネパールスタッフ7名。
必死で稼いだ遠征予算!もう帰りの飛行機代もない… pic.twitter.com/MUebbaXdXj
— 1000kmのヒマラヤ隊 (@1000himalaya) 2018年10月4日
映像作品の製作委員会は「1,000㎞のヒマラヤ」ともう一つ、「1,000光年のヒマラヤ」というヒューマンドキュメンタリーも製作予定です。
1,000光年のヒマラヤとは、1,000㎞のヒマラヤ隊の遠征で出会った人々をさらにクローズアップしたものです。
- 「1,000㎞のヒマラヤ」は2019年春完成予定。
- 「1,000光年のヒマラヤ」は2020年春完成予定。
『1,000kmのヒマラヤ隊』メンバー一覧
【隊員紹介①】
大倉有紀也(20)
早稲田大学人間科学部3年遠征隊隊長。早稲田大学探検部副幹事長。楽観的でいい加減な人物に見えるが、実は堅実に考え、慎重に動く。その性格は遠征準備期間にもよく顕れており、企業への協賛依頼、細かなエクセル操作なども器用に熟す。人望、仲間からの信頼が厚い。 pic.twitter.com/nCrl6atQX5
— 1000kmのヒマラヤ隊 (@1000himalaya) 2018年8月8日
大倉有紀也さん:チーフリーダー。
早稲田大学人間科学部3年。主な参加活動は、ナイル川最長源流調査、毒ガス温泉、冬山、南アルプス横断。
【隊員紹介⑨】
井上一星(@isseinoue )
早稲田大学政治経済学部4年副隊長。
2017年度カムチャツカ遠征隊隊長。本気で探検家になろうしている男?!持ち前の頭脳で何でもこなす。非の打ちどころがない。ように見えて、意外と抜けているところがある。自転車に乗れない。https://t.co/CoWqjyppYB pic.twitter.com/JjVe1pv1vT
— 1000kmのヒマラヤ隊 (@1000himalaya) 2018年8月24日
井上一星さん:プロジェクトリーダー。
早稲田大学政治経済学部4年。カムチャツカ遠征隊のリーダー。
『クレイジージャーニー』で特集されたカムチャツカ遠征隊についてはこちら。
→早稲田大学探検部『カムチャツカ遠征隊隊』メンバー一覧 有名OB多数!
【隊員紹介③】
福田将也(21)
早稲田大学文化構想学部4年日本地図の誤りを指摘し地図を変えた男。いままで主体性が欠けていたと言う彼は、現在主体性を持って計画の準備を進めている。
隊のメンバーにいじられることもあるが、彼の人懐っこい性格故である。 pic.twitter.com/DCqwIt8Bzh— 1000kmのヒマラヤ隊 (@1000himalaya) 2018年8月10日
福田将也さん:早稲田大学文化構想学部4年。主な参加活動は、自転車本州縦断、雪山など。
【隊員紹介④】
田口慧(21)
早稲田大学教育学部1年三浪してやっと大学に入学したものの、わずか半年で休学を決める親泣かせ。ただ彼の行動力はすざまじく、研究のために京都大学、北海道大学の権威の教授に自力でアポをとり、氷河研究についてのお話を聞きに行く程。期待の星。 pic.twitter.com/hQLY2hFEim
— 1000kmのヒマラヤ隊 (@1000himalaya) 2018年8月11日
田口慧さん:早稲田大学教育学部1年。
【隊員紹介⑤】
橋谷潤
早稲田大学社会科学部3年(20)自然学校を営む父の元で育ち、自然に対しての造詣が深い。
物事を哲学的に考える傾向にあり、いつも周りからは理解されずにいるが、彼の軸は揺れることはない。そのまま突き進んでくれればよいと思う。
下のテキストは探検についての彼の思考。 pic.twitter.com/6o6b107ekb— 1000kmのヒマラヤ隊 (@1000himalaya) 2018年8月15日
橋谷潤さん:早稲田大学社会科学部3年。
【隊員紹介⑥】
中川重宏(22)
早稲田大学人間科学部4年部の潤滑油にして精神的主柱。九州の体育教師っぽい見た目だが生まれも育ちも東京新宿区。おぼっちゃんでピアノを弾ける。いつもふざけているが、4年生の中では最も実年齢と精神年齢が高い。
「1000km歩くなんて楽しいに決まってんだろ!!」 pic.twitter.com/10rNHdZicT
— 1000kmのヒマラヤ隊 (@1000himalaya) 2018年8月19日
中川重宏さん:早稲田大学人間科学部4年。主な参加活動は、ナイル川最長源流調査、冬山、サバイバル登山、無人島サバイバルなど。
【隊員紹介⑦】
塚越暖(20)
早稲田大学文化構想学部2年人に理解され、規定されることを拒む男。隊長の大倉と共に雪山活動を積極的に行ってきた。元サッカー部で運動神経は良いが、低酸素室では普通にバテちゃう。金髪ロン毛という彼の自慢の髪型は4ヶ月間でどのように変貌するのか。 pic.twitter.com/P5OWUMe95W
— 1000kmのヒマラヤ隊 (@1000himalaya) 2018年8月20日
塚越暖さん:早稲田大学文化構想学部2年。主な参加活動は、食探しin青森、冬山、ナイトハイク。
【隊員紹介⑧】
小野寛志(23)
武蔵野美術大学院2年。学生最年長隊員。
海外遠征経験が豊富で、僻地に赴いては映像を撮影している。油絵学科を卒業したが、在学中に一度も油絵を描いていない。でも絵はうまい。 pic.twitter.com/lJEhLIXrw8— 1000kmのヒマラヤ隊 (@1000himalaya) 2018年8月22日
小野寛志さん:武蔵野美術大学院2年。主な参加活動は、ナイル川最長源流調査、カムチャツカ遠征など。
唯一の早稲田大学以外からの参加。
体調不良のためチベット医学の診療所に行ったら脈拍と舌の状態だけで腹が弱いことを一発で言い当てられた。こういうのは胡散臭いと思ってたがスゴイ。処方された薬はかなりまずそう。
— 鹿野 (@Q2bmHCHEjRV81dB) 2018年10月2日
鹿野恭敬さん:早稲田大学文学部国語国文学科3年。主な参加活動は、四国遍路、サバイバル登山など。
ネパール、ヒマラヤ最奥地への海外遠征が現在計画中。今秋の実行に向けて有志がOBとミーティング。なかなか面白い遠征になりそうです。参加したい学生はうちに来い!#新歓 pic.twitter.com/d84BEuPcIR
— 早稲田大学探検部 (@wasedatanken) 2018年3月7日
庄司康浩さん:サポート隊員。計画の準備段階から参加する、ヒマラヤをメインに活躍する映像作家。
【一日目 9/22】
ついにキャラバンスタート!
の前にタドパニの温泉で朝風呂。岩帯の摩擦によって熱されているらしい。バスの強烈な揺れのせいか数名の隊員が下痢。今日はジョムソンまで移動。 pic.twitter.com/PTHaroYXqS
— 1000kmのヒマラヤ隊 (@1000himalaya) 2018年9月23日
以上10名の隊員をご紹介しました。
現役の学生は皆、休学・留年をして1,000㎞のヒマラヤ計画に臨んでいます。
〜まとめ〜
- 早稲田大学探検部を中心に10名の隊員で構成された、1,000㎞のヒマラヤ隊。
- 2018年9月からの4ヶ月間で、巨大氷河の調査や、最北端・最高峰の未踏峰登頂に挑みます。
- 資金はクラウドファンディングで集めており、応援した方には映像作品のエンドロールに名前が載るなどの特典も。
- ヒマラヤ隊の挑戦を描いたドキュンメタリー「1,000㎞のヒマラヤ」は2019年春公開予定。
- 1,000㎞のヒマラヤで出会った人々とのヒューマンドキュメンタリー「1,000光年のヒマラヤ」は2020年春完成予定。
- 1,000㎞のヒマラヤ隊のメンバーには早稲田大学探検部OBの庄司康浩さんも。
『クレイジージャーニー』で特集されたカムチャツカ遠征隊についてはこちら。
→早稲田大学探検部『カムチャツカ遠征隊隊』メンバー一覧 有名OB多数!