頭脳王・第1回(2011年)
優勝者:亀谷 航平
キャッチコピー:東大医学部の神脳
出身大学・学部:東京大学医学部(理科三類)
出身高校:鹿児島ラサール高校
出身地:愛知県
2021年時点の職業:感染症内科医を目指して、沖縄県立中部病院にて研修中
初代クイズ王にして、イケメン東大生である亀谷航平さん。
第29回『全国高等学校クイズ選手権』において準優勝するほどの実力を持ち合わせており、幼少期から教師もあきれるほどの天才ぶりを発揮していたとのこと。
学力はもちろん、知識量についても桁外れであり、スポーツから漢字・雑学などといった幅広いジャンルの知識を持っています。
番組ゲストからなんでそんな知識があるのかを聞かれた際の「学ぶことに喜びを感じれば自然と覚えている」というコメントからも、亀谷さんの類稀なる才能が感じられます。
準優勝者:廣海 渉
キャッチコピー:京大医学部の奇才
出身大学・学部:京都大学医学部
出身高校:灘中学校・高等学校
出身地:兵庫県
2021年時点の職業:倉敷中央病院勤務→放射線科医師として岡山で勤務
第1回頭脳王において、惜しくも準優勝となった廣海渉さん。
幼い頃から「神童」と呼ばれており、母親の則子さんが過去に人気クイズ番組『アタック25』に出場していたこともあり、まさにクイズ好きの家族に囲まれて育ったのだそう。
頭脳王をはじめとしたクイズに夢中になったのは、中学生時代に興味本位で入部した、クイズ研究会での活動をきっかけとのこと。
京都大学では、クイズ研究会『Mutius』の会長に就任しており、出場した数々のクイズ大会において1位を総なめするほどの高い実力を持っています。
決勝戦の概要
東大・京大の逸材が揃った第1回頭脳王。
決勝戦では「東京ドームと同じ大きさのダイヤモンドの価値は何円か?」などといった、膨大な計算が必要となる問題にも挑戦。
一進一退が続く、一瞬も油断できない超接戦を繰り広げていましたが、後半にて亀谷さんによる怒涛の追い上げが炸裂!見事亀谷さんが優勝しました。
頭脳王・第2回(2013年)
優勝者:亀谷 航平
準優勝者:中村 栄斗
キャッチコピー:京大IQモンスター
出身大学・学部:京都大学文学部
出身高校:東大寺学園中・高等学校(?)
出身地:不明
2021年時点の職業:不明
第29回『高等学校クイズ選手権』にて優勝、「EQIDEN2011」では団体優勝を果たすなどといった、数多くのクイズ戦績を持つ中村栄斗さん。
頭脳王の関西予選では総合成績1位を獲得するなど、番組放送前から大きな期待をされていた選手でもあります。
膨大な知識・雑学の全てを頭に入れていることから「超記憶力を持つ」とされており、まさにIQモンスターの異名通りの天才です。
決勝戦の概要
第1回優勝者である亀谷さんと、第1回準優勝者である廣海渉さんを打ち負かして決勝に進出したダークホース・中村栄斗さんによる戦いが繰り広げられた決勝戦。
「北海道より面積が小さい国を書け」という問題をはじめ、正解の数で勝敗が決まるクイズが多い中、序盤は圧倒的な正解数で追い詰める中村さん。
しかし英文クイズや雑学クイズなど、多彩な形式・ジャンルから出題される問題では、亀谷さんが第1回のような追い上げを披露。見事2回連続優勝を獲得しました。
頭脳王・第3回(2014年)
優勝者:水上 颯
キャッチコピー:東大医学部の異端児
出身大学・学部:東京大学医学部医学科
出身高校:開成高等学校
出身地:山梨県甲府市
2021年時点の職業:研修医
元ワタナベエンターテインメント所属のクイズプレイヤーとして活動していた、水上颯さん。
第32回『全国高等学校クイズ選手権』にて優勝した経験を持っており『頭脳王』での活躍を見た孫正義さんに気に入られ、孫正義育英財団の準財団生として選ばれたこともあるのだそう。
その後は『ネプリーグ』や『東大王』などをはじめとした、数多くのクイズ番組にクイズプレイヤーとして出演していました。
2020年以降は研修医として働くことになったことで、テレビ出演がNGになったようです。
水上颯さんについて、下記記事に詳細をまとめています。
準優勝者:廣海 渉
決勝戦の概要
当時最年少(19歳)で3回目の決勝進出者となる廣海渉さんと、水上颯さんによる決勝戦。
1つの間違いが勝敗を分けるほどの接戦を繰り広げていましたが、「13世紀の世界地図」を扱う問題において、廣海さんが2つの国の位置を反対に記載してしまうという痛恨のミスが発生!
水上さんについても、中盤は追い込まれる場面があったものの、終始冷静な姿勢とポーカーフェイスを貫き、見事優勝しました。
頭脳王・第4回(2015年)
優勝者:水上 颯
準優勝者:井上 良
キャッチコピー:京大医学部の天才
出身大学・学部:京都大学医学部
出身高校:灘高等学校
出身地:大阪府
2021年時点の職業:不明
当時京都大学医学部に所属する現役大学生として出場した井上良さん。
関西の最難関大学とされる京都大学には、1日2時間という短い勉強時間によって合格を余裕で勝ち取っています。
大学ではクイズ研究会Mutiusで活躍するとともに、サッカー部にも所属。まさに文武両道の天才と呼べる人物といえるでしょう。
決勝戦の概要
東京大学出身の水上さんと京都大学出身の井上さんによる、東西頂上決戦となった第4回大会の決勝戦。
豊富な知識だけでなく、問題を多角的に見る力・情報処理能力が試される問題が数多く登場しました。
情報処理能力に関する問題が出された序盤から中盤にかけては、水上さんが井上さんを1歩リード。井上さんが同点まで持ち直すなど、過去大会と同様に接戦が繰り広げられました。
しかし、歴代オリンピック委員会会長の名前・必須アミノ酸の数などといった、正解の数が多い方にポイントが入る問題で、水上さんの膨大な知識量が炸裂!結果、水上さんの2回連続優勝となりました。
頭脳王・第5回(2016年)
優勝者:井上 良
準優勝者:水上 颯
決勝戦の概要
数多くの天才を破り、昨年で2回連続優勝を達成した水上さんと、昨年の大会で惜しくも優勝を逃した井上さんによる、リベンジマッチとなった第5回大会の決勝戦。
序盤から中盤までは水上さんがリードする状態となっていましたが、決勝戦終盤では井上さんがどんどん追い上げていきました。
最終の「計算問題」では、水上さんの回答に痛恨の計算ミスが発覚!ミスによる計算の遅れを取り戻そうと、紙を破ってイチから計算をしている間にタイムアップとなってしまいました。
対する井上さんは、これまでのクイズによる脳の疲労をものともせず、見事途中式・正解を書き上げ、見事優勝・リベンジ成功となりました!
頭脳王・第6回(2018年)
優勝者:河野 玄斗
キャッチコピー:東大医学部の神脳
出身大学・学部:東京大学医学部
出身高校:私立聖光学院高等学校
出身地:神奈川県
2021年時点の職業:タレント・YouTuber
2019年2月にYouTuberとしてデビューし、後に株式会社Stardyの代表取締役社長に就任した河野玄斗さん。
日本最難関と呼ばれる東京大学理科Ⅲ類に現役合格し、大学在学中に司法試験を一発合格するほどの高い知能を持っています。
また、豊かな知識・柔軟な発想力だけでなく、端正な容姿が注目されており、第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにおいてベスト30にも選ばれています。
河野玄斗さんについて、下記記事に詳細をまとめています。
>河野玄斗の母親の大学や塾・父親の銀行・カワイイと話題の妹とは?
河野玄斗さんと水上颯さんについても、下記記事に詳細をまとめています。
>河野玄斗と水上颯どちらが賢い?勉強法や人気を比較【頭脳王】
準優勝者:井上 良
決勝戦の概要
前回、水上颯さんへのリベンジを果たし、見事第5回頭脳王に輝いた井上良さんと、本大会初参戦となる河野玄斗さんによる決勝戦。
今回は難関の計算問題が数多く出題されており、河野さんの「神脳」が炸裂しました。
「スーパー怪獣の声が東京から自由の女神像まで届く時の怪獣の体長は何メートル?」という内容をはじめ、計算が不可能に思える問題を余裕で正解し、見事河野さんが優勝しました。
頭脳王・第7回(2019年)
優勝者:河野 玄斗
準優勝者:木戸 直人
キャッチコピー:京大医学部の賢者
出身大学・学部:京都大学医学部
出身高校:洛南高等学校
出身地:不明
2021年時点の職業:不明
現在では『頭脳王』において、河野玄斗さんのライバル的存在として注目されている木戸直人さん。
読書が趣味であり、合間の1時間程度の勉強だけで京都大学医学部に次席で合格するという、天才的な頭脳・知識量の持ち主です。
木戸直人さんについて、下記記事に詳細をまとめています。
>木戸直人|京大医学部イケメンの高校や両親、勉強方法について【頭脳王】
決勝戦の概要
東西医学部対決となった第7回大会の決勝戦。
難関の計算問題はもちろん、写真や図の情報から血液型や国名・天文台を答えるものなど、一見回答にたどりつくのが不可能に見える問題が数多く登場しました。
序盤は河野さん・木戸さんともに一歩も引かない接戦となっていましたが、後半の計算問題において河野さんがリード。
結果は300点という圧倒的な差で、河野さんが王者に君臨しました。
頭脳王・第8回(2020年)
優勝者:木戸 直人
準優勝者:河野 玄斗
決勝戦の概要
昨年に引き続き、河野さん・木戸さんによるライバル対決となった第8回大会決勝戦。
第6回・第7回大会において、終盤からの追い上げによる圧倒的な点数差で2回連続優勝を果たした河野さんが登場したことから「今年も連覇するのでは?」と、多くの視聴者が注目していました。
序盤・中盤こそ互角の状態が続いていましたが、決勝戦終盤に登場した、瞬発力・早解きが試される問題において、脳の疲労が原因か、河野さんが2回のミス!木戸さんの怒涛の追い上げが始まります。
決勝戦延長の末、木戸さんが第8回頭脳王に君臨しました。
頭脳王・第9回(2021年)
優勝者:河野 玄斗
準優勝者:成瀬充
キャッチコピー:東大知力の新鋭
出身大学・学部:東京大学教養学部教養学科2年
出身高校:開成中学校・高等学校
出身地:不明
2021年時点の職業:学生
現役の東大生で、クイズ研究会にも所属している成瀬充さん。
これまでの頭脳王出場者のなかでも珍しい、高校生クイズ出場未経験者であり、第9回の頭脳王への出場が初めてのクイズ大会とのこと。
決勝戦の概要
現役東大生であり、頭脳王初出場となる成瀬さんと、2回連続優勝経験者である河野さんによる注目の決勝戦。写真やイラストの情報から回答する超難問が数多く出題されました。
中でも、写真を見ただけで「最速何手でルービックキューブを揃えられるか?」という問題では、成瀬さん・河野さんともに涼しい顔で計算と回答を行うなど、異次元のような頭脳を披露。
終盤の雑学・計算問題では河野さんが神脳を発揮し、成瀬さんの怒涛の追い上げを阻止。第9回頭脳王には、河野さんが君臨しました。