「無謀すぎる」と度々登山専門家からも批判されていた登山家の栗城史多(くりきのぶかず)さん。若くイケメンだと人気もありましたが、結婚して家族はいたのでしょうか?
栗城史多さんの死因や指再生、凍傷の原因についてまとめました。
NHKスペシャル『“冒険の共有” 栗城史多の見果てぬ夢』1/14
栗城史多の死因とは
栗城史多さんの方はというと、生前にツイッターで服部さんの辛口コメントを知ったファンからの質問に対し、このような書き込みをしています。
服部さんの「登山文化・山に対する心構え」を重んじる姿と、「登山の方法・目標が異なる中で、比べること自体が間違っている」という栗城さんのコメントについて、登山家ファンのなかでも賛否両論に分かれました。
実力と無謀と批判された理由
マッキンリー・キリマンジャロをはじめ、世界中の険しい山々に挑み続けた栗城さん。
世界7大陸最高峰のなかでも、酸素ボンベが必須とされているエベレストにおいて「単独無酸素による登頂」という栗城さんの登山方法については、服部さんだけでなく、多くの登山家・登山専門家が「無謀な方法である」と批判してました。
なかでも登山ライターである森山憲一さんのブログ『森山編集所』に掲載された内容は多くの登山ファンの間で話題に。
服部さんがかつて下した「登山家としては3.5流」という評価に対し、森山さんは「評価が合っているかどうかは別として、実力は服部さんより下であることは間違いない」とのこと。
栗城さんの登山方法が「無謀」であると言われ続けた理由も「実力が伴っていない状態で、なおかつ7度も失敗しているのに全く環境を変えず、さらにハイレベルな登山をし続けていること」にあると述べており、登山について詳しく知らない人にもわかりやすくまとめています。
また、登山家の野口健さんは「撤退する勇気」についてツイッターに投稿。
服部さんのコメントや森山さんのブログと併せて見てみると、栗城さんの登山において足りなかったものが何であるのかを考えさせられます。
こちらは堀江貴文さんが栗城史多さんについて語っています。
凍傷の原因と指の再生
栗城さんといえば、2012年のエベレスト登頂挑戦時に凍傷によって右手親指を残した9本の指を切断したというニュースも話題となりました。
Facebookをはじめとした様々なメディアでは、凍傷で炭のように黒くなった指の画像が掲載されています。栗城さんは限界まで指の切断をしない選択をし続け、日本・インド・アメリカなどの世界各国の再生医療を試みましたが結局、指を再生させることはできませんでした。
2013年には左手を、2014年の1月には右手指の切断手術をすることに。
凍傷の原因については明確にされていませんが、ネット上では「スマホを操作するために身に着けていた指ぬきグローブが原因ではないか」という噂が広まっていました。